革修理 京都本店の奥田です。

京都でもジトジト、ベタベタな日が続いています。

外に出るのが億劫になりますが、6月30日のNHK「あさイチ・すご技Q」で

傘の防水加工についての放送がありましたのでご紹介いたします。

防水スプレーの使い方

 

傘や布製のレインコートなどのフッ素樹脂加工は、正しく扱っていても、

経年劣化でだんだんと水をはじかなくなってしまうものです。

そんな、はっ水効果がなくなってしまったお気に入りの雨具には、

防水スプレーが大活躍します。防水スプレーを正しく使用すれば、

購入当初と同じくらいに、水をはじいてくれるようになります。
防水スプレーメーカー担当の楡井智子さんに、

効果的な防水スプレーの使い方を教えてもらいました。

防水スプレーのかけ方

 

1. スプレーの吸い込み防止のため、風通しのよい屋外でマスクを着用します。
2. 傘の表面が完全に乾いている状態で使用します。
   少しでもぬれた状態で使用すると、フッ素樹脂が寝た状態で傘の表面に ついてしまい、水をはじく効果が弱くなってしまいます。
3. 楡井さんのオススメは、２回がけ。
   まずはスプレー缶に表示されているとおりの距離に離したところから、うっすらとかけます。
   このとき、窓を拭くようにゆっくりと動かすことがポイントです。
4. 完全に乾いてから、もう一度同じようにかけます。
   うっすらと２度がけすることで、より多くのフッ素樹脂が傘の表面に立った状態で付着し、水はじきをよくします。

※使用の際は必ずスプレー缶に表示されている用途に従って使用してください。

＜取材協力＞
楡井智子さん（防水スプレーメーカー　担当）

 

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